天空シリーズの第1作「DRAGON QUEST Ⅳ」。本作はそのDQ4の世界の時代を数百年さかのぼり、外伝的ストーリーとしてパソコン用フリーゲーム化したものです。伝説の戦士リバストがなぜ死んだのか、エスタークはどのようにして封印されたのか。気になる謎が、本作で明かされていきます。
※クローンゲームパーティにより、公開終了されました。
90年代初頭、後に天空三部作と呼ばれる作品群の第1弾が登場した。
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
1990年2月11日発売
ファミリーコンピュータ用ソフト
発売元：ENIX（現スクウェア・エニックス）
売上本数：約304万本
本作では、5つの章に分かれたシナリオや、AIによる戦闘システム、5人以上の仲間キャラクターと同時に冒険できる馬車システムが導入された。
その年の11月、ゲーム本編で語られることが無かった様々な謎が、短編小説として一冊の本にまとめられた。
ドラゴンクエストIV 知られざる伝説
1990年11月15日発売
本文＝とまとあき 横倉廣 小柳順治 桑野隆志 子供の館
イラスト＝菊地通隆 銀英社 中沢数宣 富所和子 矢野たくみ 森直子 武藤恵美 有賀等
発売元：ENIX（現スクウェア・エニックス）
この小説の一部を元にし、ドラクエ4の過去の時代に何があったのか？について、FC版原作の雰囲気をそのままに、PCで遊べるフリーゲームRPGとして制作されたのが、本作「リバスト伝説」です！
タイトルは「Dragon Quest Ⅳ THE LEGEND OF RIVAST」（DQ4リバスト伝説）。制作ツールは、RPGツクール2000。ファミコン版DQ4の世界を踏襲しているが、時代背景が異なる。標準プレイ時間は30時間程度。著作者は、ジロー氏。作品の登録場所はクローンゲームパーティ。
※本作は、二次創作の同人ゲーム作品です。
This is free video game of Dragon Warrior Ⅳ original.
タイトル画面
原作のようなアニメーションの演出はなく、シンプルな出だし。サブタイトルは、本作オリジナル。
オープニング
天空の勇者たちが活躍した時代から数百年前。主人公は、サントハイム王国の王子。将来王位をつぐため、日々学問や武術の鍛錬に励んでいた。そんなある日、城の兵士が緊急の知らせを持ってやってきた。
他国が帝王エスタークによって滅ぼされたとのこと。世界の危機を救うため、王子が立ち上がる。ドラクエ2のような出だし。ここから様々な仲間との出会い、そしてリバストの登場と、物語が進む。
シナリオ進行度
原作では章によるパート分けだったが、本作はさらに細かい進行度というパラメータになっている。進行度は、すべてをやり込むと最大30まである。セーブは15か所できる。
設定
本作にも、ゲームを快適にする様々な設定がある。AIは原作に比べると、3種類とシンプル。この他に、フィールドで全員を回復する満タンモード、道具整理などがある。冒険の書はどこでも可能だ。
ボタン配置は、決定キーを便利ボタンに出来るカスタムがお勧め。
仲間
主人公を含め、個性的な仲間が5人登場する。ただしパーティは4人までであり、馬車やルイーダの酒場は存在しない。したがって、ストーリーの進行に応じて、入れ替わりが発生するということになる。
フィールド
ワールドマップは、原作とほぼ同じ。原作経験者なら馴染みやすいだろう。画像はスタンシアラ城だが、原作と少し違い水に囲まれていない。時代背景のため、若干の違いが存在する場所もある。
他にも原作と同じく、時間が経過すれば夜になり、街の光景も様変わりする。
戦闘
原作と同じ、オーソドックスなバトル。魔物も原作とほぼ同じだが、色違いのオリジナルも存在する。主人公が序盤で覚える特殊な呪文がある。マフーバは某作品の魔封波がネタで、戦闘で魔物を封印することができる。
成功率は、こちらが強いほど、またHPを減らすほどアップする。ボスにも使える。
魔物図鑑
序盤のどこかで手に入る電子ジャーを持っていると、封印された魔物を覗くことが出来る。図鑑になっていて、様々なデータを閲覧できるほか、一定数登録するごとに、ご褒美がもらえる。
ただし、戦闘中にジャーを開けてしまうと、中の魔物がランダムで飛び出してしまう。登録からもはずれるので要注意。
小さなメダル
お楽しみの1つ。原作と同じく、各地で拾い集めて景品をもらおう。
カジノ
お楽しみの1つ。本作では、スロットマシン・神経衰弱・モンスター格闘場がある。コインを増やして、豪華なアイテムと交換してもらおう。
コロシアム
主人公1人で挑戦する。全10連戦を勝ち抜くと、豪華賞品が待っている。1：1ではあるが強敵ぞろいなので、物語終盤に挑んでみよう。
時空を超えた強敵
世界のどこかで戦える強力なボスが、何体か存在する。特別に背景がつくものも。1度訪れたところにも、何か変化があるかもしれない？ネタバレ防止のため、一部を目隠ししています。
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本作のスクリーンショットで作成したオリジナルマップです。
クリックで拡大できます。
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とりあえず裏ボスの謎は自己解決しました
要するにマフーバの呪文を使う必要はなかったんですね
普通に倒すことで図鑑に登録されるんですね
さらにもう一つ衝撃だったのは裏ボスを倒すことで
『いつでも再戦出来た中ボス達と再戦出来なくなる』
これで残すところは本気のマスタードラゴンのみ
・・・おそらくこの戦いもマフーバの必要はない
でいいんですよね？
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めちゃくちゃ面白いです
ファミコン版ドラクエ４の「この場面ではこうしたいのに！」っていうモヤモヤが
このゲームで解消されて色々とスッキリしています
ただ一つだけわからない謎があります
いわゆる裏ボスなんですが もしかしたら
マフーバをかける意味はないのでしょうか？
それとも他のボス同様に『影』を封じれば
いいのでしょうか？
普通に戦えば勝てるレベルに到達してはいますが
主人公が無駄にマフーバを唱えているせいで
壊滅状態になりがちです もしも倒してしまったら
再戦できなかったりするんですかねえ？
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攻略チャートを確認しても、無理でした
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プレイデータを持っていないので
ゲームで確認することはできないのですが、
攻略チャートによると、アネイルの長老と話した後、
コナンベリーで船長と話して船入手とありますね。
バグの類はないと思いますので、
上記の攻略サイトやプレイ動画などで、
進行に関する疑問は解決できると思います。
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進行度１３で、船を取りにきたのですが、ありません
ちなみに長老とは話しました
どうすればいいですか？
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起動出来ない人の為に。
VXランタイムパッケージに一式入っている各ランタイムを
インストールしてください。(ググれば簡単に出ます)
解凍パスワードはテキストファイルに書いてありましたよ。
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ダウンロードしたファイルは、圧縮されているので解凍します。
その後、解凍したファイルの中にあるRPG_RT.exeから
ゲームをスタートします。
解凍やRPG_RT.exeについては、こちらでも解説しています。
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ダウンロードはできたのですが、そのあとが分かりません
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お持ちのPCの環境やエラーの内容がわからないので、
何とも言えないのですが、
他のRPGツクール2000作品も起動しないようなら、
RTPがない・EXEファイルを無視できていないなど
基本的なことが考えられます。
そのあたりは、ある程度こちらでも触れています。
リバストだけが起動しないようであれば、
また別の問題になりそうですが。
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起動できない…
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状況がわからないので、
何とも言えませんが、
ツクール2000が動く環境であれば
通常は問題ないはずなのですけれど。
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むちゃくちゃおもしろそうだけど、色々試しても起動出来ないんだよね…。
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解決されたようで良かったです。
図鑑は200番までで完成するので、
最終裏ボスには必要ないようです。